【2022年】セ・リーグ救援投手を前年比並びに他球団と比較

2022年6月28日火曜日

セ・リーグ

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2022年10月15日 更新履歴

先発とリリーフの区別

最近、投手の役割分担が「先発」と「リリーフ」というカテゴリ以外にも、「ショートスターター」とか「オープナー」とか投手の中に様々な役割分担が誕生しています。あまり細かく分けて評価しても焦点がボケてしまうので、ここでは大きく、長いイニングを投げられる「イニングイーター」としての先発投手(最初に投げる投手とは限らない)と、短いイニングを抑える「リリーフ投手」という2つのカテゴリに分けて評価してみます。

「先発投手」と「リリーフ投手」の区別は以下の通りとします。

  • 「先発投手」 : 投球回数が登板回数の2倍以上
  • 「リリーフ投手」 : 投球回数が登板回数の2倍未満

ロングリリーフを繰り返した投手も「先発投手」のカテゴリーに入るケースもあります。

リリーフ投手の評価に仕方

最優先する指標は、

  • 奪三振が多く与四球の少なさを表すK/BB

ノーアウト満塁!この時リリーフに送り出す投手は、与四球が多い投手は論外で、バットに当てられただけでも嫌ですよね。データ的には、K/BBが高い投手が適任と言えます。

ファームに埋もれた原石を探し出せ!

ここのサイトの目的のひとつは、ファームに埋もれた原石を探し出すことです。現在1軍で活躍選手がファーム時代にどんな成績だったのか?それを元に、今陽の目をみないファームの原石を探してみて下さい!

各球団でリリーフ登板回数の多い上位6名での比較

各球団で登板回数の多い上位6名の総和が全体のイニング数の何%に相当するか?その時のK/BBと防御率のバブルチャートで表してます。

  • 横軸 : 6名のイニング数の和 ÷ チーム全体のイニング数 (%)
  • 縦軸 : K/BB
  • 円の大きさ : 防御率

クローザーの比較

ここでクローザーとはチーム内で一番多くのセーブ数をあげた投手を指します。

  • ランクA : K/BB 4.0以上 & WHIP 1.0以下
  • ランクB : ランクA以外でK/BB 3.0以上
  • ランクC : ランクA,B以外でWHIP 1.2以下

2022年

セーブ数の多い順に並べてます

選手 チーム 試合数 セーブ K/BB WHIP 自責点 防御率
R.マルティネス ドラゴンズ 56 39 5.2 0.75 6 0.97
マクガフ スワローズ 55 38 4.5 0.97 14 2.35
大勢 ジャイアンツ 57 37 4.6 0.89 13 2.05
山﨑康晃 ベイスターズ 56 37 4.7 0.70 8 1.33
栗林良吏 カープ 48 31 3.9 0.77 8 1.49
岩崎優 タイガース 57 28 4.4 1.33 12 1.96

2021年

セーブ数の多い順に並べてます

選手 チーム 試合数 セーブ K/BB WHIP 自責点 防御率
スアレス タイガース 62 42 7.2 0.77 8 1.16
栗林良吏 カープ 53 37 2.9 0.97 5 0.86
マクガフ スワローズ 66 31 3.3 1.03 18 2.52
R.マルティネス ドラゴンズ 49 23 5.9 0.75 11 2.06
三嶋一輝 ベイスターズ 59 23 4.8 1.36 26 4.08
ビエイラ ジャイアンツ 56 19 2.5 1.16 18 2.93

リリーバー投手の2~4番目の比較

チーム内で2~4番目に多くの試合数を投げた投手

2022年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
浜地真澄 タイガース 52 7.6 0.91 6 1.14
湯浅京己 タイガース 59 5.6 0.86 7 1.09
伊勢大夢 ベイスターズ 71 4.1 1.01 13 1.72
藤嶋健人 ドラゴンズ 50 3.9 0.99 12 2.13
松本竜也 カープ 50 3.6 1.31 22 3.56
ロドリゲス ドラゴンズ 56 3.3 0.91 7 1.15
岩貞祐太 タイガース 53 3.2 1.10 12 2.57
清水昇 スワローズ 50 3.1 0.79 6 1.16
清水達也 ドラゴンズ 54 3.0 0.89 17 3.04
平内龍太 ジャイアンツ 53 3.0 1.32 24 4.32
森浦大輔 カープ 51 3.0 1.36 17 3.30
入江大生 ベイスターズ 57 2.7 1.19 21 3.00
木澤尚文 スワローズ 55 2.5 1.11 23 2.94
今野龍太 スワローズ 51 2.3 1.33 19 3.72
高梨雄平 ジャイアンツ 59 2.3 1.10 11 2.14
矢崎拓也 カープ 47 2.0 1.22 10 1.82
エスコバー ベイスターズ 70 1.8 1.22 17 2.42
今村信貴 ジャイアンツ 55 1.5 1.26 21 3.57

2021年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
石山泰稚 スワローズ 58 6.4 1.16 22 3.60
中川皓太 ジャイアンツ 58 4.9 1.04 15 2.47
エスコバー ベイスターズ 61 4.5 0.85 22 3.38
清水昇 スワローズ 72 4.1 1.08 18 2.39
島内颯太郎 カープ 51 3.6 1.18 17 3.12
岩崎優 タイガース 62 3.4 1.08 17 2.65
祖父江大輔 ドラゴンズ 55 3.3 1.40 14 2.59
山﨑康晃 ベイスターズ 60 2.8 1.31 20 3.27
今野龍太 スワローズ 64 2.5 1.29 19 2.76
福敬登 ドラゴンズ 57 2.5 1.15 16 3.18
岩貞祐太 タイガース 46 2.4 1.45 20 4.66
馬場皐輔 タイガース 44 2.3 1.27 20 3.80
高梨雄平 ジャイアンツ 55 2.2 1.41 16 3.69
砂田毅樹 ベイスターズ 58 2.1 0.94 15 3.24
森浦大輔 カープ 54 2.0 1.24 17 3.17
又吉克樹 ドラゴンズ 66 1.9 1.09 9 1.28
鍵谷陽平 ジャイアンツ 59 1.7 1.35 15 3.19
塹江敦哉 カープ 51 1.2 1.72 20 4.25

リリーバー投手の5~7番目の比較

チーム内で5~7番目に多くの試合数を投げた投手

2022年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
ケラー タイガース 34 9.2 0.92 12 3.31
平田真吾 ベイスターズ 47 4.9 1.31 20 4.29
田口麗斗 スワローズ 45 3.9 1.06 5 1.25
アルカンタラ タイガース 39 3.6 1.20 20 4.70
大西広樹 スワローズ 43 2.8 1.52 29 4.45
鍬原拓也 ジャイアンツ 49 2.5 1.37 26 5.16
祖父江大輔 ドラゴンズ 46 2.5 1.29 18 3.80
デラロサ ジャイアンツ 30 2.4 1.02 7 2.30
三上朋也 ベイスターズ 19 2.4 1.46 10 3.65
加治屋蓮 タイガース 39 2.3 1.31 8 2.43
福敬登 ドラゴンズ 36 2.1 1.34 14 4.55
ケムナ誠 カープ 43 2.1 1.40 14 3.20
ターリー カープ 45 2.0 1.12 13 3.11
谷元圭介 ドラゴンズ 34 1.8 1.35 9 2.61
中﨑翔太 カープ 28 1.8 1.56 17 6.46
田中健二朗 ベイスターズ 47 1.8 1.19 11 2.63
梅野雄吾 スワローズ 41 1.7 1.33 13 3.00
畠世周 ジャイアンツ 27 1.6 1.26 10 3.14

2021年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
谷元圭介 ドラゴンズ 32 18.0 1.07 5 2.01
大下佑馬 スワローズ 30 4.0 1.09 16 3.72
畠世周 ジャイアンツ 52 3.9 1.12 33 3.07
橋本侑樹 ドラゴンズ 28 3.5 1.28 11 3.71
藤嶋健人 ドラゴンズ 48 2.9 0.94 9 1.59
デラロサ ジャイアンツ 46 2.8 1.21 13 2.83
三上朋也 ベイスターズ 40 2.8 1.29 15 3.86
コルニエル カープ 50 2.8 1.37 26 3.82
伊勢大夢 ベイスターズ 39 2.5 1.27 11 2.80
齋藤友貴哉 タイガース 19 2.2 1.50 12 4.63
大西広樹 スワローズ 33 2.0 1.25 12 2.82
ケムナ誠 カープ 40 1.9 1.53 20 4.58
及川雅貴 タイガース 39 1.6 1.41 16 3.69
バード カープ 33 1.6 1.57 11 4.57
平田真吾 ベイスターズ 38 1.6 1.49 19 4.10
小林慶祐 タイガース 22 1.5 1.40 5 2.25
坂本光士郎 スワローズ 36 1.5 1.38 15 4.05
大江竜聖 ジャイアンツ 47 1.4 1.39 15 4.09

ファームに埋もれる逸材を探せ!

各球団でリリーフ登板の多い上位5名だけを選出して、その中からK/BBが3以上(1回四球を出す間に3回三振を奪える投手)の投手を掲載しました。

2022年

K/BBが高い順に並べています。

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
中村稔弥 マリーンズ 27 9.7 0.99 14 3.90
齋藤綱記 バファローズ 50 5.6 1.10 11 2.41
弓削隼人 イーグルス 29 5.2 0.95 14 2.86
山田修義 バファローズ 39 5.1 0.84 7 1.97
田村伊知郎 ライオンズ 29 4.9 1.24 19 4.07
菊地大稀 ジャイアンツ 39 4.4 1.05 12 2.42
福山博之 イーグルス 27 4.2 1.12 12 3.90
尾形崇斗 ホークス 33 4.0 1.06 8 2.06
岩田将貴 タイガース 41 3.8 0.88 7 1.97
吉田凌 バファローズ 45 3.8 1.29 16 3.32
岡留英貴 タイガース 36 3.6 0.91 6 1.54
桜井俊貴 ジャイアンツ 35 3.3 1.15 13 2.36
東妻勇輔 マリーンズ 40 3.2 0.95 5 1.07
三浦銀二 ベイスターズ 28 3.0 1.09 19 3.47

2021年

K/BBが高い順に並べています。

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
中川颯 バファローズ 41 5.3 0.80 5 1.13
齋藤綱記 バファローズ 49 5.2 0.84 7 1.48
宮台康平 スワローズ 27 5.2 0.95 6 2.13
古川侑利 ジャイアンツ 36 4.6 1.37 14 2.18
南昌輝 マリーンズ 31 4.4 0.98 10 2.76
守屋功輝 タイガース 32 4.4 1.39 17 4.73
浜地真澄 タイガース 37 4.0 1.24 17 3.40
秋吉亮 ファイターズ 27 3.9 0.91 10 3.29
椎野新 ホークス 45 3.9 1.17 16 3.11
鈴木博志 ドラゴンズ 26 3.8 1.26 6 2.61
池田駿 イーグルス 32 3.7 1.01 5 1.52
佐藤優 ドラゴンズ 27 3.6 0.90 4 1.35
杉山晃基 スワローズ 30 3.5 1.19 15 4.71
平内龍太 ジャイアンツ 38 3.3 1.06 21 3.13
東條大樹 マリーンズ 37 3.3 1.02 6 1.57
海田智行 バファローズ 27 3.0 1.36 7 2.95
小川龍也 ライオンズ 31 3.0 1.07 3 0.85

更新履歴

2022.10.15
ランクを定義して、該当投手名を色で区分け
2022.10.7
シーズン終了時のデータに差し替え
2022.7.30
交流戦後までのデータをオールスター戦前までのデータに差し替え
2022.7.9
リンクボタン追加
2022.06.28
新規作成

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